椅子に座っている人を抱え上げる方法・動画
古武術介護法の動画です。
今回は、椅子に座った人を抱え上げる方法です。
この中では、甲野先生が3つ紹介されてますね。
まず、座った形のまま持ち上げる方法。
これは相手の体重が自分と同じか軽めの場合。
次は相手が自分より重い場合。
これは相手の両足の間に自分の身体を入れて、相手の脇の下に自分の上体を入れて、それでもって抱え上げる方法。
最後は、抱え上げた相手を座らせる方法。
古武術介護の解説?
相手を抱えるような場合は、まず腕の甲側で相手の身体に手を回し、そこから掌を回外(外側に開く)していきます。
こうする事によって、背中が開いて肩胛骨も開き、背中の筋肉の力も使えるようになると言います。
また、腕が自由に動けないような状態をわざと作る事によって、身体全体で持ち上げないといけない状態を作ります。
両足裏を浮かして腰を落とす、、、と言うところが一番難しいですよね。
掌を上向けにして床につけ、それを抑えた状態で持ち上げようとすると、足の裏が一瞬浮く。
そのタイミングを捉えて持ち上げる。
他の番組での解説では、身体をおろすのとモノをあげるのを、井戸のつるべのように対応させればいいと言う話ですね。
★甲野先生出演番組一番悪いのは、左右の足がバラバラになる事で、そうなるともう踏ん張る敷かなくなります。
簡単に言うと、両足同時に使えればいいわけですが、私のアイデアとしては、
- 両足のつま先を同時に軽くあげ、それを落とす瞬間に持ち上げる。
- 両足の太股を同時に外側(あるいは)にねじる。
大東流を稽古していた経験から、ですが。
これはもう人によって股関節回りの筋肉状態が違うし、タイミングの取り方も人によって違うので、何とも言えませんが。
一番楽な方法を見つけて下さい。