車椅子の選び方・使い方で選ぶ
車椅子の選び方の第一は、まず使い方だ。
- 自宅内で使うのか、屋外で使うのか。
- 車での移動があるか、ないか。
- リクライニングの必要があるかどうか。
長時間使うには、どっしりした頑丈なモノが必要で、簡易タイプや軽量タイプは避けた方が良いでしょう。
また住まいの周囲を散歩したい場合には、電動式のガッチリしたタイプが必要です。
公園などで休養を取りたい場合は、リクライニング機能がついていると便利です。
介助なしで自分の力でどこでも行けるという事は、精神衛生上、非常に良い事ですから、自走式や電動式など、自分で動けるタイプを選びましょう。
屋外では、街の至る所に段差があり、また歩道も実はガタガタです(これは後ろ歩きしてみると分かります)。
から、しっかりしたタイプが必要ですデスクワークなどをする人の場合は、肘掛けが机の下に入るタイプを選ぶ必要がありますね。
車椅子の選び方・サイズの選び方。
車椅子の選び方・チェックポイントとは背もたれの高さは、肩胛骨の下(下縁)までの高さが必要。
自走の場合はあまり高いと邪魔になる。
肘掛けの高さは、ひじを曲げて楽に載せられる高さ。
低いと腕が重いし、高すぎると自走するときに邪魔になる。
ひじを90度に曲げた時の高さより、2〜3cm高めが推奨されている。
座席のシートの幅は、おしりの幅プラス5センチ程度。
介助する人の手が入るくらいの余裕が欲しいところ38・40・42cmから選択シートの高さは、足の裏がしっかり足置きに載せられる高さ。
足がぶらつかない事が大事。
下腿長に5cmを足したくらいが目安。
シートの奥行きは、一番奥に座ったとき、膝の裏に軽く余裕がある位がよい。
座ったときの尻の後ろから膝の裏の長さをはかり、5cm引いたくらい。