床に座っている人を、楽に立ち上がらせる方法
古武術介護法の動画です。
古武術研究家・甲野善紀先生に指導を受けた岡田さんの、古武術の動きを取り入れた介護法です。
これは長座(足を前に投げ出して座る方法)で座っている人を、後ろから抱えて立ち上がらせる方法。
まず両肘で相手の胴体を軽く挟んでから、両掌を下向けに返し、親指・人差し指・小指をピンと張って、組む。
相手に密着した状態から、後ろ45度方向に倒れ込むようにして立つ。
古武術介護・添え立ち・実践動画
こちらは、上の添え立ちを実践してみた人の動画。
後ろに倒れ込んで、後ろ方向に引きながら、ある瞬間から上に動いているのが見えやすいですね。
こちらは古武術介護の練習会の様子ですね。
あんまり考え込むと、かえってできなくなったりします。
上半身というか、股関節より上をまずロックしたら、あとは後ろに倒れるだけなんですけど、どうしても「被介護者を上につり上げる」というイメージがあると、ダメみたいですね。