介護と看護、何が違う?
介護というのは、未だ定義がハッキリしないモノのようである。
「看護」と「介助」とを合わせたような作業ということらしい。
もちろん看護師のように、注射を打ったりはできないが。
病気やケガを抱えた人を看る看護は、あくまでも病気やケガを治すためにやっている事で、回復する事を前提としている。
病気やケガが治ったら、看護はそこでおしまいになる。
あるいは障害者になったり、死亡したりしても、そこで看護はおしまいになる。
つまり看護というのは、ある一定期間、病人やけが人を看るという仕事なワケだ。
が、介護というと、そう言う前提がなく、どこまで続くかわからない作業という事になる。
介護保険の項
介護というのは、病人やけが人を看る「看護」と「介助」が合わさったものだという。
ウィキペディアによると、看護とは、個人や家族、地域社会が最大限の健康を取り戻し、できる限り質の高い生活ができることを目的とした支援的活動。
とある。
一方、介助(かいじょ)とは、病人、障害者、高齢者など、日常生活行動、もしくは動作(日常生活動作)、例えば入浴、食事、排泄、移動、衣服の着脱などといった最も基本的なものについて、自分で行える度合いの低いものについて援助することをいう。
とある。
看護というのはつまり、健康でない人を健康にするためのモノで、介助というのは、日常生活をするのが難しい人を、手助けすることって事やね。
入浴、食事、排泄、移動、衣服の着脱
介助とは、具体的に言うと、
- 入浴
- 食事
- 排泄
- 移動
- 衣服の着脱
そのほかに「手段的日常生活動作能力」として
- 電話
- 遠方への外出
- 買い物
- 食事の支度
- 家事
- 服薬
- 金銭の管理
介護というのが何をするか、少し具体的に見えてきたね。