古武術介護・寝ている人の上体を起こす方法
古武術介護法、寝ている人の上体を起こす方法。
中指を中心に掌を上向けにして相手の首に差し込み、手首や肘の角度を変えないで、相手と一体となって起こす。
指は軽くピンと張る。
そうすると背中の力も使える。
起こしにくい原因は、始動が重いという事なので、身体全体で起こし始める。
起こすときに、自分の顔と相手の顔の距離が近くなるようだと、腕の屈筋であげている事になるので、重くなる。
、、、と言うところかな。
古武術介護法の練習風景。
スッと楽に持ち上がる人と、がんばってしまう人に見事に分かれていますね。
武術的な動き方というのは、体育的な動きとは違うのでどうしても普段の身体の使い方で差が出てしまいますね。
甲野先生の本やビデオでは、ひねらない・うねらない、と言う話が何度も何度も出てきますね。